お悩み別:おすすめ審美歯科治療とそれぞれの効果について

歯科治療には虫歯を治す一般歯科と「歯の美しさを追求する審美歯科の2種類があります。]

 

審美歯科治療は一般歯科とは異なり保険を適用できませんが、歯や口元の見た目のお悩みを解消でき、笑顔に自信が生まれる、というメリットがあります。
でも、いざ審美歯科治療を受けようと思っても「いったいどの治療が自分に合っているんだろう?」と迷われてしまう方も少なくありません。
そこで今回は、「お悩み別:おすすめ審美歯科治療とそれぞれの効果」についてご紹介いたします。

ホワイトニング(歯を白く美しくする治療)

こんな方にオススメ

  1. 短期間で歯を白くしたい
  2. 歯を傷つけずに美しくしたい
  3. 結婚式や面接までに歯を綺麗にしておきたい

 

ホワイトニングとは、歯の表面に過酸化水素水からできているホワイトニング剤を塗り、歯の中に浸透着色したステイン汚れを特殊な光を当てて分解除去することで歯を白くする治療法です。
ホワイトニングには歯科医院で行うオフィスホワイトニングとご自宅で行うホームホワイトニング、そしてこれら2つを同時に行うWホワイトニング(デュアルホワイトニング)の3つの方法があります。

オフィスホワイトニング

オフィスホワイトニングは歯科医院の院内で施術を行う治療法であり、高濃度の過酸化水素水を使うため、短期間で歯を白く美しくすることができます。
歯科医院で行うオフィスホワイトニングの場合、患者さんそれぞれの症状によっても違いはありますが、「最短60分」で歯の白さを実感できます。
オフィスホワイトニングはご自宅で行うホームホワイトニングよりも短期間で歯を白くすることができ、なおかつ施術前や施術中に歯科医師が微妙な色味の調整を行いながら治療を進めていくため、歯の色を患者さんがお望みになる「理想的な白さ」に近づけることが可能です。

ホームホワイトニング

ホームホワイトニングは患者さんがご自宅で歯を白くする方法です。
処方されたホワイトニングジェルを塗り込んだマウスピースを患者さんがご自身で装着し、歯を白くしていきます。
ホームホワイトニングで使用する薬剤はオフィスホワイトニングで使うものよりも成分が弱く、歯の白さを実感するためには1日1~2時間のホームホワイトニングを最低でも2~3ヶ月間は継続する必要があります。(※)

(※ホームホワイトニングにかかる期間は患者さんによって異なります)

Wホワイトニング(デュアルホワイトニング)

Wホワイトニングとは、歯科医院で行うオフィスホワイトニングと患者さんがご自宅で行うホームホワイトニングを同時に進めていく治療法です。
Wホワイトニングは3種類あるホワイトニング方式の中でももっとも歯を白くすることができます。
Wホワイトニングは歯の白さが元に戻ってしまう「後戻り」も少ないため、「歯の白さをできるだけ長持ちさせたい」という方にオススメの方法です。

ホワイトニングのデメリット

  • 治療後に歯に痛みを感じることがあります。
    (ほとんどの場合、1日以内に痛みは治まります)
  • 虫歯や歯周病の方、無カタラーゼ症の方、妊娠中の方には施術をすることができません。

ルミネアーズ(前歯の歯並びを整えて歯を白くする治療)

こんな方にオススメ

  1. ホワイトニングで白くできない歯のステイン汚れで悩んでいる
  2. 前歯の歯並びを矯正せずに整えたい
  3. 前歯の歯並びをできるだけ短期間で直したい

ルミネアーズとは陶器でできている極薄のプラスチックを前歯の表面に貼り付け、歯並びを整えたり歯を白く美しくする治療法です。
従来のラミネートベニア治療では厚みがあるセラミックチップを歯に貼り付けるため前歯の表面を大きく削る必要があるほか、厚いセラミックチップのせいで違和感を感じやすい、チップが欠けたり割れたりする、などの問題がありました。
それに対して、最先端のベニア治療のルミネアーズなら従来のラミネートベニアの「1/10の薄さ」の“進化形ポーセレン”チップを使用するため歯をまったくもしくはほとんど削る必要がなく、さらに治療後の違和感も少ない、というメリットがあります。

ルミネアーズが持つ「5つの優れた特徴」

 

1.歯をほとんど削らない


従来のラミネートベニアは貼り付ける際に歯を大きく削る必要があります。
極薄チップを使用するルミネアーズは歯をまったく、もしくはほとんど削らずに歯並びを整えることができ、歯を白く美しくすることが可能です。

2.薄さ1/10!なのに天然の歯と同じ耐久性


ルミネアーズで使用するチップは従来のラミネートベニアの1/10の薄さを実現。
コンタクトレンズとほぼ同程度の厚みの極薄チップは天然の歯と同じくらいの耐久性があり、チップが欠けたり割れるなどの不具合がおきる心配がありません。

3.最長でも4回の通院で治療が完了


歯をほとんど削らないルミネアーズは治療にかかる期間が短いのが特徴です。
最長でも4回の通院で治療が完了するため短期間で前歯の歯並びが整い、スピーディーに白く美しい歯を手に入れることができます。

4.どのような患者さんでも歯を白くできる


歯を白くする審美歯科治療にはホワイトニングやオールセラミッククラウンなどがありますが、ホワイトニングは歯のステイン汚れの度合いが強いケースや虫歯や歯周病にかかっている方、無カタラーゼ症や妊婦の方には治療を行うことができません。
また、オールセラミッククラウンは歯を大きく削る必要があるため歯の強度が不足している場合には治療ができない、など、治療不適応のケースが少なからず存在しています。
それに対してコンタクトレンズと同程度の極薄チップを使用するルミネアーズならホワイトニングで白くできなかった歯でも問題なく白くすることが可能であり、なおかつ歯をほとんど削る必要がないため歯の強度が不足している場合でも治療を適用できる、というメリットがあります。

5.虫歯にかかりにくくなる


ルミネアーズは極薄の進化系ポーセレンチップを前歯の表面に貼り付けるため、前歯の表面に虫歯菌がつかなくなり、虫歯にかかりにくくなります。(※)

(※ 完全に虫歯にかからなくなる訳ではありません)

ルミネアーズのデメリット

  • 歯そのものを動かす治療ではないため、かみ合わせを直すことはできません。
  • 歯全体の歯並びを整えることはできません。
  • 前歯のみの治療となるため、歯を全体的に白くすることはできません。

スナップオンスマイル(歯に取り付けるウィッグ)

こんな方にオススメ

  1. できるだけ早く歯を白くしたい
  2. すぐに歯並びを整えて綺麗にしたい

スナップオンスマイルは歯に取り付けるウィッグです。
患者さんの歯型を元にして作られた専用のマウスピースを歯に装着して使用します。
スナップオンスマイルは接着剤を使わないためいつでも取り外し可能です。
現在、アメリカでは200万人以上の人がスナップオンスマイルを愛用しており、ハリウッドスターもスナップオンスマイルを使用するなど、「手軽にパーフェクトスマイルを実現する方法」として世界各国で注目を集めています。

スナップオンスマイルのデメリット

  • 歯に付ける取り外し可能なウィッグのため、歯を根本的に美しくすることはできません。
  • 歯並びやかみ合わせを直すことはできません。

インプラント(人工歯根を作る義歯治療)

こんな方にオススメ

  1. 食べ物をしっかりかめるようになりたい
  2. 入れ歯やブリッジが合わず悩んでいる
  3. 自然な見た目の白く美しい歯を手に入れたい

インプラントとは、フィクスチャーというネジのような形をしたインプラント体をあごの骨に直接埋め込み、人工の歯根を作る義歯治療です。
埋め入れたフィクスチャーはあごの骨と非常に強固に結合するため食べ物をしっかりかめるようになり、自然な見た目の白く美しい歯を再現できます。
もちろん、入れ歯やブリッジのようにずれたり外れることもありません。

 

無痛治療”で痛みのないインプラント手術が可能に


インプラントの埋め入れを行う際には麻酔をするため痛みを感じることはありません。
しかし、患者さんによってはインプラント手術前に強い不安を感じてしまったり、手術中の音がトラウマティックな記憶となって残ってしまうケースがあります。
このような場合には手術前に点滴を注入して意識を半分失わせる「静脈内鎮静法」がオススメです。
静脈内鎮静法をほどこすことによって手術中はまるでお酒を飲んでほろ酔い気分になったときのような、夢の中にいるような感覚で治療を受けることができます。

ワンデイインプラント(All-on-4)


ワンデイインプラントとは、すべての歯を片方のあごにつき「4~6本(患者さんによって本数が異なります)」のインプラントで支える治療法です。
イメージとしては、「インプラントで入れ歯をがっちり支える」という姿を想像していただくと分かりやすいかと思います。
ワンデイインプラントには「1日で上下の歯すべてを固定する」という特徴があり、手術をしたその日から美しい歯を手に入れることが可能なほか、やわらかい食べ物であれば手術後に軽食を取ることもできます。

ワンデイインプラントのメリット

  • 手術をしたその日に仮歯を入れるため、「歯がない日」が存在しません。
  • 片方のあごにつき4~6本のインプラントで済むため、治療にかかる時間と費用を節約できます。
  • 1回、1日のみの手術ですべての歯を入れることができます。
  • 従来の入れ歯のようなわずらわしいお手入れは必要なく、基本的な清掃は毎日のセルフケア(ブラッシングやフロスを使って行う歯のお掃除)だけでOKです。

インプラントのデメリット

  • 歯ぐきの切開やフィクスチャーの埋め入れなど、外科的な処置を必要とします。
    (麻酔を行うため手術中に痛みを感じることはありません)
  • ワンデイインプラントは本歯を入れるまでの数ヶ月間のあいだ、りんごなどの硬い食べ物は食べることができません。
  • ・インプラント周囲炎など、口腔内の病気の発症を防ぐため、治療後には定期的に歯科医院でメンテナンスを受ける必要があります。
  • 外科的な処置を行うため「治療が100%成功する」という保証はなく、手術中の事故や感染症、インプラントの脱落(抜け落ちること)が発生するおそれがあるなど、少なからずリスクも存在しています。このため、インプラント治療を受ける際には治療実績が多く経験が豊富な歯科医師が在籍している歯科医院を選ぶことをオススメします。

歯列矯正(歯を動かして歯並びを整える治療)

マウスピース矯正はこんな方にオススメ

  1. 前歯だけ、または一部分だけ歯並びを直したい
  2. できるだけ目立たず、人に知られずに歯並びを矯正したい
  3. 以前矯正をしたことがあり、歯並びを微調整して整えたい

現在、日本で行われている歯列矯正は大きく分けて「マウスピース矯正」と「ブラケット矯正」の2種類があります。

マウスピース矯正

マウスピース矯正とは透明で目立ちにくいマウスピースを使い、患者さんがご自宅でご自身で歯並びを整えていく治療法です。
従来の金属製のブラケットとワイヤーで固定する歯列矯正はどうしても矯正器具が目立ってしまうほか、金属の部品が口の中を傷つけてしまうおそれがあるなど、デメリットも存在しています。
それに対してマウスピース矯正はご自宅で就寝中などの時間を利用してマウスピースを歯に装着する治療法のため、矯正をしていることを家族以外の人に知られずに歯並びを整えることができます。
また、矯正で使用するマウスピースはお食事の時間や歯磨きのときなどいつでも取り外すことができ、歯と矯正器具を清潔な状態で保ちやすい、というメリットもあります。

 

マウスピース矯正のデメリット


通常のブラケット矯正と比べて歯を動かす力が弱いため、歯並びやかみ合わせが大きく乱れている場合には治療を適用することができません。

ブラケット矯正

ブラケット矯正はこんな方にオススメ

  1. 歯並びを全体的にしっかり直したい
  2. ベニア治療やマウスピース矯正では「歯並びを直せない」と言われた
  3. 歯並びを整えて口元に自信を持ちたい

ブラケット矯正とは、ブラケットという部品を歯に取り付けてワイヤーで連結する矯正方法です。
ブラケット矯正は矯正治療の基本となる方式であり、一般的に「歯列矯正」と表現するときにはほとんどの場合、このブラケット矯正のことを指しています。
ブラケット矯正は金属製の矯正器具が目立つため矯正をしていることが周囲の人にどうしても知られてしまいますが、ブラケットを歯に固定してさらにワイヤーで連結する方式のため歯を動かす力が強く、さまざまな歯並びの乱れに対応できる、という特徴があります。
ブラケット矯正には器具を歯の表側に取り付ける「表側矯正」を始めとして、歯の裏側(舌側)に器具を装着する「裏側矯正」など、治療法にはさまざまなバリエーションが存在しています。

 

ブラケット矯正のデメリット


お口を開けたときにブラケットやワイヤーが目立ちます。

矯正器具が口の中を傷つけてしまうことがあります。

一度取り付けた矯正器具は治療が完了するまで外せないため器具と歯のあいだに汚れがたまりやすく、虫歯にかかるリスクが増えます。(※)

(※ 治療期間中は歯列矯正用の歯ブラシや清掃用具を使うことで歯の汚れを効率的に除去できます)

審美歯科治療で「心から楽しめる人生」を実現する

「お悩み別:オススメの審美歯科治療」についてご紹介しました。

 

保険が利く一般歯科とは異なり、歯の見た目を改善する審美歯科治療は保険を適用できず、原則として治療にかかる費用はすべて自己負担となります。
しかし、口元の美しさは人と人がコミュニケーションをする上でとても重要なポイントのひとつであり、歯が美しくなることで人に与える印象も良くなるほか、自分に自信がついて積極的な性格になる、など、審美歯科治療にはさまざまなメリットがあります。

 

もし「歯の汚れや黄ばみ」「歯並びの悪さ」「入れ歯やブリッジなど義歯の不具合」そして「歯の見た目の悪さが原因で生まれるコンプレックス」など、歯のことでお悩みをお持ちであれば、ぜひ審美歯科治療を受けて「自信を持って人前で笑える笑顔」を取り戻し、「人と人とのコミュニケーションを心から楽しめる人生」を実現されてみてはいかがでしょうか。

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